建築家ル・コルビュジエと協働し、数々の名作家具のデザインを残したデザイナー、シャルロット・ペリアン女史の代表作の一つ「VENTAGIO」。 このテーブルは、ダイニングにも書斎にも多目的に使えるとても魅力的なテーブルです。
こんにちは。 サカイデザインネットワークの酒井です。 芸術の秋にふさわしく、この時期は美術館やアートギャラリーなどで様々な企画展が開催されていますが、神奈川県立近代美術館鎌倉では「開館60周年、シャルロット・ペリアンと日本」展が開催されています。
「VENTAGIO」は、まるでオブジェのような形をしたテーブルなのですが、元はデザイナーのペリアン自身の別荘のためにデザインされたテーブルなのです。 とてもフレキシブルで多目的な使い方ができるテーブルで、ダイニングや書斎、またオフィスでもゲスト用や打合せ用に使えるのではないかと思います。
いろいろな角度でテーブルを囲んで座ることが可能で、自由な感覚でコミュニケーションがとれ、このテーブルに座ると、とても楽しい気分になれるのです。
私がデザインした住居では、ダイニングスペースにブラック色のこのテーブルをレイアウトし、座ることが楽しくなる、そこでの会話や食事が魅力的になるダイニング&ラウンジとして位置づけました。 テーブルのデザインひとつで、こんなに暮らしが楽しくなる、素敵な時間を発見できるダイニングテーブルです。
●「開館60周年、シャルロット・ペリアンと日本」展http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2011/perriand/index.html