街を歩いていると、なんとなく気になるシーンが目に入りシャッターをきったフォト。 それは意外とデザインや住まいづくりのヒントになったりするものです。 この季節はクリスマスに向けて街中のイルミネーションやディスプレイが華やかになり、世界中の都市が街がとても綺麗で魅力的です。 そんな魅力に惹かれ、僕はこのシーズン世界中のいろいろな街を訪れるようになりました。
こんにちは。 サカイデザインネットワークの酒井です。 東京の街もクリスマスデコレーションやイルミネーションで飾られ、今年は震災により本当に悲しく辛い一年になってしまいましたが、街の灯りが輝くように・・少しずつでも希望のもてる新年を迎えたいですね。 今月は僕が訪れた世界中のクリスマスのシーンを4回にわたりご案内したいと思います。 今回ご案内する都市はフランスのパリです。
クリスマスシーズンなんといっても華やかで綺麗なのは、このパリの街ではないでしょうか。 ブティックやカフェ、百貨店のショーウインドウなど、ディスプレイが魅力的で、夜はシャンゼリゼ大通りへ行けば、シャンパングラスをイメージするような上品なイルミネーションが永遠とつづき、昔ながらの路地を曲がれば静寂な灯りが燈されていて、まるでおとぎの国の世界という感じです。 この時期は気温が氷点下になることもありますが、そんな寒さも忘れてしまうほどです。 (現在はLEDに変化し青白い灯りに変化したようです)
最近、東京でも話題の三ツ星レストランの三ツ星とは、「そのレストランへ行くためにわざわざ旅行をする価値がある」という意味があるそうですが、クリスマスのパリの街はまさに三ツ星かもしれませんね。
パリのイルミネーションスポットはいくつもあるのですが、中でもグッチやセリーヌのブティック、最高級ホテル・プラザアテネなどがあるモンテーニュ通りのイルミネーションはエレガントでゴージャス。 通りを歩くだけでもとても楽しい気分になれると思います。 運よく年末パリを訪れる方にはぜひオススメしたいエリアの一つです。(写真上はクリスチャン・ディオールのファサード。 クリスマスのディスプレイが一際目立ちとてもエレガントでお洒落です)
そして、パリの大晦日もオススメです。 大晦日は一晩中、シャンゼリゼ大通りに大勢の人達がシャンパン片手にくりだし、新年を祝い賑わっているのですが、陽気で華やかでとても素敵な時間を過ごすことができると思います。
次回はスペイン・バルセロナのクリスマスをご案内します。