あいさつ回りの重要性
工事の時には音、ほこり、臭い、振動…、というようにご近所の方に様々なご迷惑をおかけすることとなります。家の工事はお互い様のことですが、事前の挨拶をしなかったことが原因で近隣の方との関係が崩れてしまった、ということにもなりかねません。工事期間中に快く協力していただくためにも事前のあいさつ回りはとても大切です。建築業者の担当者と一緒に回っていただくと良いでしょう。
行うタイミング
一般的には解体工事着工前(解体が無い場合は基礎着工前)と言われていますが、工事前と工事後の2回まわる事をオススメします。「何もそこまでしなくても…」と言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、工事期間中は口に出さないまでもご近所でフラストレーションを抱えられる方がいらっしゃいます。そんな時に、工事後のあいさつ回りがあったらどうでしょう?おそらくだいぶ印象が違うのではないでしょうか。『終わりよければ全て良し』の精神で2回のあいさつ回りを行ってください。
何軒回るのか
ご近所との付き合いがどこまで蜜なのかにもよりますが、最低限、向こう3軒・両隣・真後ろの家は間違いなく工事によって少なからず影響を受けるため、あいさつ回りを行うべきです。回る数が多い分にはかまいませんので、後はご自身のご負担と付き合いの密度を照らし合わせて判断すると良いでしょう。(ちなみに、営業時代のお客様で町内会に属する全ての家を回った方がいらっしゃいました。)
何を持っていくのか
これも特に決まりはありませんが、洗剤、タオルといった日持ちするものが好まれます。あいさつ回りは気持ちが大切なので、特別高価なものでなくても問題はありません。業者によっては挨拶まわり用の工事スケジュールを作ってくれることもありますが、粗品に添付するとより丁寧な印象は伝わると思います。
ご近所からのクレームほど後味の悪いものはありません。気持ちよく家作りをするためにも是非行ってくださいね。