家づくりをしていく中で、気軽に情報を集められる場として総合住宅展示場があります。様々なメーカーが軒を並べるので、どんな家があるのか見比べるにはうってつけの場所ですよね。 今回は、「せっかく足を運んだのにただ疲れただけだった…」ということにならないために、展示場見学をずっと楽しくするポイントについてお話します。
- 曜日・時間帯を選ぶ
- 服装を使い分ける
- 見るメーカーを決めておく
- 聞きたいことを決めておく
- 手荷物は少なめに
展示場には多くの人が来場しますが、その来場の仕方は曜日・時間帯によって波があります。展示場の案内をしてくれる営業担当者から、どのような応対を受けたいかで、来場する曜日・時間帯を選ぶと良いです。
例えば…
・とりあえず初めてなので、サクッと見たいアナタ 他の来場者に紛れて見学するのが得策のあなたは、休日の午前中がお奨めです。特にキャラクターショーなどのイベントを行う日は来場者が多いため、ぶらぶらと見学するにはうってつけです。
・真剣に検討をしているので、みっちり案内して欲しいアナタ 担当者のしっかりとした説明を聞きたいあなたは、休日の夕方頃がお奨めです。夕方は来場者も少なくなっている頃なので、営業担当者も時間が取れるケースが多いです。そのタイミングで足を運べば、きっと熱心に案内してくれるでしょう。
・じっくり見たいけれど、しつこくされても煩わしいので放っておいて欲しいアナタ ゆったりと自分のペースで見たいあなたは、平日のお昼頃がお奨めです(お仕事の都合もあると思いますが)。営業担当者は役所の調査などで出払っていると、営業補佐の女性社員が案内してくれるので、気軽に見ることが出来ます。
私たちが身だしなみで営業担当者を分別するように、営業担当者も私たちの身だしなみを見て「どのようなお客様だろうか?」と推測をしてきます。
自分たちをどのように扱って欲しいかで、服装を使い分けると良いと思います。 あまりプレッシャーをかけて欲しく無い場合は、何かのついで出来たように見られるような気軽な服装。真剣さを伝えたい場合は、割としっかりとした服装をして、ご自身のイメージを演出しましょう。
展示場を回るのは意外と時間が掛かるものです。「今日は全部のメーカーを見るぞ!」と意気込んで来場される方は多いのですが、3?4件回ったら半日過ぎてしまった、ということは少なくありません。
せっかくの休日を充実させるために、事前に見るメーカーを絞っておくと良いと思います。住宅雑誌でメーカーの特徴を見たり、住宅展示場のホームページでどんなメーカーが入っているのかを確認したり、家づくりのポータルサイトで実例を見てみたり…、前もってちょっと準備をするだけで、一回の展示場見学の充実度が大幅に上がることでしょう。
せっかく一日を割いて足を運ぶわけですから、少しでも実りのあるものにしたいですよね? 住宅展示場は、実際の建物を見る場であると共に、営業担当者から直接情報を仕入れる場でもあります。雑誌やインターネットには載っていない情報を手に入れるためにも、事前に聞きたいことをリストアップしておくと良いでしょう。
検討の初期段階で何から始めて良いか分からない方は、「皆さんが家づくりをどういった手順で進めていくのか?」を聞いても良いですよね。また、具体的にメーカーを絞ろうとされている方は、「〇〇ハウスさんの断熱性に関する工夫は何ですか?」、「〇〇ハウスさんの長所と短所を簡潔に教えて下さい。」という質問も出来ます。 同じ質問を色々なメーカーにぶつけることで、メーカーの比較もしやすくなりますので、ぜひ事前に決めておきましょう!
展示場を回っていると、メーカーから様々なプレゼントを受けます。メーカーの特徴を記したカタログや、来場お礼の粗品などなど。展示場の運営事務局が行うビンゴ大会などの景品が増えることもあります。
回っているうちに、「まだ他のメーカーも見たいけれど、疲れてしまった。」ということにならないように、手荷物は極力減らしていきましょう。車で来場できる場合には、途中で荷物を置きに帰っても良いですね。
このようなポイントを守ることで、展示場見学はずっと楽しくなります。是非気をつけてみてくださいね。