不動産コンサルタントの真山(さのやま)です。
今回も引き続き、現地でのポイントをお話し致します。
18.テレビ電波の状態
テレビ電波に関しては、アナログ放送から地上デジタル放送(地デジ)への移行が行われました。今までテレビ電波が入らなかったエリアでも地デジになって電波を受信できる可能性はあります。逆に今までアナログ放送を見ることができていた所でも、反射波等の影響で通常の画像が受信できない事もあります。
まずは、現地周辺の戸建の家にTVアンテナがたっているのかどうかを確認してみてください。例えば、大きな建物(高層マンション等)が建築され、主要な電波塔からのTVがその建物に遮られてしまう場合があります。そういった場合、そのエリアの戸建には、TVアンテナが一切たっていません。仮にそういった場合であれば、なんらかの保証があることが一般的です。例えば、ケーブルテレビの基本チャンネルが無料になっている等の話があるので、そういった保証を受けられるのか、中古であればその保証を引き継げるのかどうか等も、不動産業者を通じて確認をしてください。
最近の新築住宅ではTVアンテナを設置する際は買主の責任と負担にて行うことになっています。中古住宅で、TVアンテナを使用して受信ができているのであれば構いませんが、新しくTVアンテナを設置する予定であれば注意が必要です。最終的には、電気屋さんに来てもらって現地で電波の強度を測り、電波が受信できるのかどうかを確認することになりますが、第一段階としては、その周辺の家にTVアンテナが設置されているのかどうかを確認してみてください。
少しでもお役に立てれば幸いです。