共有名義の土地の分筆の件 注文住宅・一戸建ての家作り 楽住-rakunism-

トラブル対処法

誰もが経験し得る家作りのトラブル。寝耳に水で慌てて

しまいますが、乗り越えた後には夢のマイホームが待っ

ています。

必ず解決策はあるので、落ち着いて対処しましょう!


共有名義の土地の分筆の件

トラブル

共有名義の土地の分筆の件で質問です。
現在、A氏、B氏、私の3人の共有名義の区画整理内の土地に住宅ローンをつけて一戸建ての家に住んでおります。(土地、建物ともに私名義)
先般、A氏より「土地の売却を検討しているので分筆登記をして欲しい」との依頼をA氏を担当している司法書士より依頼がありました。
私としては特に分筆登記の必要性は感じなかったのですが、A氏が分筆登記代(測量代も含む)を持つとの事であったので委任状に印鑑を押しました。
その後、担当の司法書士より「分筆登記が終了したので、所有権移転の手続きをするので28万の手数料がかかる」との見積を頂きました。
1.A氏は高齢の為、相続税支払い資金確保の為土地の売却を検討しており分筆登記の必要性がある。
2.B氏も高齢であり、2人の娘への相続を考えると土地の分筆登記の必要性に納得している。
3.私は住宅ローンも残っており、年齢も若い為相続、売却も検討していない。
との状況です。
そもそもA氏が分筆費用も持つ提案に乗ってしまった私が悪いのでしょうか?
担当司法書士へ、「所有権移転登記費用がはっきりしないと分筆登記の委任状には印鑑を押せない」と強く言いましたが「とりあえず分筆登記費用はA氏が持つから登記はさせて欲しい」「所有権移転費用に関しては土地の評価がでないといくらか分からない」「その費用を見てから検討してもらって良い」との回答を得たので印鑑を押したつもりなのですが、
1.28万の費用を払って所有権の移転登記をする義務はありますか?
2.私だけが所有権の移転登記をしない事によるA氏、B氏への弊害はありますか?
以上、ご回答を宜しくお願い申し上げます。

対処法

最初のA氏の申し出が、そもそも、分筆登記の申し出だけでなく、分筆し、共有物を現物分割したいという申し出であったと思われます。

そうだとすれば、それに応じたとすれば、所有権移転登記にも協力する義務を負うことになります。

貴殿が所有権移転登記に応じないと、結局、共有物は、分割されないままになってしまい、A氏の土地売却の話がながれてしまい、A氏が損害を被り、損害賠償を請求されるおそれが、絶対にないとは言い切れません。

※この記事は弁護士ドットコム様の御協力のもと掲載しております。

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