照明には、「空間を明るくする」という機能と「空間の雰囲気をつくる」という効果があり、建築・インテリアの設計で大切な要素の一つです。 私達の生活の中でもその機能と効果を上手に計画することにより、気持ちを豊かにする心地良い住空間が実現できます。
こんにちは。 サカイデザインネットワークの酒井です。 故郷で、リゾートで、海外で、様々な夏休みの過ごし方がありますが、普段できないことを何か一つ実行してみるのも楽しいですよね。
写真のダイニングでは、その空間に必要な明るさをつくる天井埋込みの照明器具(ダウンライト)を4台レイアウトし、ダイニングテーブルの上にもテーブル面をスポット的に照らすハロゲンランプのスポット型ダウンライトを3台レイアウトしてあります。 ハロゲンランプは高演色で寿命が長く(普通電球の約3倍)、美味しい食事をより魅力的に照らす効果が得られます。 最近では、省エネ、次世代照明としてのLEDが普及し、ハロゲンランプに代わるLED型照明もでてきています。 さらに壁面飾り棚に間接照明やショーケースライトを組み込み、大きな壁面を柔らかい温かみのある灯りで照らし、壁面全体を空間のアクセントとして表現することで、空間のメリハリをつくります。
ダイニングで過ごす時間や食事のスタイルに合せて、照明の組合せ、さらに調光スイッチなどによる明るさの調整をおこなうことで、そのライフスタイルに合わせた雰囲気をつくることができ、気持ちを豊かにする心地良いダイニングを演出することができます。