財務相・中央銀行総裁会議が15日閉幕しました。
23日のEU首脳会議をリミットに包括的な解決策をまとめるという事ですが、どぅも欧州の銀行破綻の連鎖は折込済での対応策と思われます。
欧州連合の強いリーダーシップを望みます。
我が国でも2008年のリーマンショックの煽りで少し持ち直したかに見えた日本経済も多くの企業が破綻し、特にこの建設業界は大きな痛手を受けました。
今後の経済情勢は一体どのように展開していくのでしょうか。
経済学者ではありませんので私の分野である家相風水気学でみていきます。
どなたでも解かりやすく述べますと、九星気学の年盤で今年は中宮という中心部に七赤金星が回座しています。
この星の象意は様々にありますが今年の経済と厄災についてみていきます。
経済的には今年の象意は遊興や出費、怠惰、等で蓄えが出ていく星です。体でいえば口、方位でいえば西、季節でいえば秋ですので実りと浪費です。
この象意のベクトルが凶に作用すれば象意としては蓄えを遊興や享楽で出費していく事になります。
これを日本や世界経済に照らしますと成熟から爛熟を経て腐敗、所謂資本主義が高度化した実体のない金融資本主義が終焉を迎える、とば口の年廻りと言えます。
あまりいい年廻りとは言えませんが各々が散財しないように注意が必要です。
又、今年の災厄を診てみますと、この七赤金星の相生相剋では相生で「金は冷えて水を呼ぶ」となり今年は水は吉要素であり、相剋では「火は金を溶解す」で今年の凶要素は火である筈なのですが・・・。
しかし物事は何でもそう単純では有りません。今年は七赤金星の定位である西方位に九紫火星が回座していますがこれが火の星であり更に凶殺では強い暗剣殺となっています。
つまり後天定位と言う元々の自分の居場所が大凶という事です。象意が凶に作用する条件が揃っています。
という事は相生も凶に転じて水も火も大凶厄災を招く。気学では最も強い凶殺の五黄殺という凶殺があります。その今年の五黄殺の大凶方位が東方位に回座しています。
水を呼び火に転じて焼き尽くし、厄災の地は東方。・・今年起きた未曽有の災害を想起させます。
そして今年はまだ終った訳では有りません、七赤金星は来年2月の節分まで続きます。
経済的にも何やら不穏な暗雲がたちこめてきています。
こんな時節こそ各人が他人頼みをせず未来を見つめて希望を持つことでしょう。自分は自分が守る気概を持ち前向きに生きる事こそ必要とされます。