入っている項目・入っていない項目をはっきりさせる
「当然含まれていると思っていた工事が、後になって含まれてないことが分かった」というのはよく耳にするお話です。見積りに表記が無い以上、よほどのことが無い限り文句を言うことが出来ませんので、そうならないためにも何が見積もりに含まれているかを事前にはっきりさせておくことは重要です。あやふやになりやすい項目を羅列しますので、一度お手元の見積りをチェックしてみてください。
〇照明
〇カーテン
〇エアコン
〇地盤補強の費用
〇外構工事
〇解体費用
〇造り付けの家具
〇火災保険・地震保険
〇地鎮祭費用
〇ローン諸費用
〇電話・TV接続費用
〇補助金
見ても分からないときは、必ず担当者に確認しましょう。
相見積りなら項目をそろえる
複数の業者で相見積りを取っているときには、見積りに含まれている項目を統一することが必要です。同じ項目でなければ、そもそも見積りを比較することにはなりませんから、注意してください。同じような工事であってもメーカーによって表現方法が違う場合もありますので、その項目が何の工事を示すのかを担当者に確認してください。
細かい項目にこだわり過ぎない
見積りを比較していくと、同じ項目でもメーカー間で費用が異なっていることに気付くと思います。どうしても気になってしまいますが、利益を取っている項目はメーカーによってバラバラですので、細かい項目にはこだわり過ぎない方がよいでしょう。「同じ条件だと、A社が総額〇〇万円、B社が総額〇〇万円」というような見方をした方がシンプルです。
見慣れない書類なので分からないこともあると思いますが、そんなときは遠慮なく担当者に聞くようにしましょうね。