設備を減らしたら「全て減額は無理」と言われた
トラブル
ハウスメーカーで契約を済ませ、現在着工前の打ち合わせ中です。知り合いの業者からトイレを安く入れられるようになったため、施主支給を申し出たのですが、メーカーの担当者から「値引率の関係でトイレの金額を丸々減額することは出来ない」と言われました。納得がいかないのですが、どう思われますか?
対処法
見積りにトイレ30万円と書いてあったら、確かに30万円減額して欲しいところですね。しかしこの場合、ハウスメーカーの担当者が言うことにも一理あります。例えば住宅の定価が3000万円で、値引きが100万円だったとします(2900万円)。仮にトイレの金額が全体の1%だとするならば、トイレに対する値引きも100万円のうちの1%、つまり1万円あるはずです。トイレを外したのにトイレの値引きだけ残ると言うのは、少しつじつまが合わないような気がしませんか?実際には心情の部分もあると思いますので、担当者とよく相談して、納得のいく方法を見つけるのが良いと思います。
予防法
施主支給でメーカーの請負工事を減らす場合は、それに伴って値引きが減る可能性があることを意識しておきましょう。