施工不良に関する訴訟について
トラブル
去年引き渡しの新築物件は、住み始めてから数々の施工不良が見つかりました。
引き渡しの際には監理責任者の建築士の立ち合いはなく、給湯器の使用方法の説明などだけで終わりました。
この施工業者は、大手メーカーの認定店になっていて、私たちはこの大手メーカーの名前を信用して依頼しました。
業者は施工不良に対してのらりくらりと嘘・偽りを並べ立ててごまかそうとしていましたが、なんとか業者とメーカーと私たちで話し合いの場を設けることができ、この時は業者も施工不良を認めました。
しかし、メーカーは無責任なことに、建てたのはこの施工業者だから、とメーカーとしての責任は無いと逃げていきました。
それと同時に施工業者も態度を一変させ、責任をとることなく逆に私たちを悪質なクレーマーというような感じで弁護士を通して圧力をかけてきました。
なるべくなら裁判にならないようにと思い、話し合いでと行動してきましたが、こうなると裁判にするしかないのかな、と思います。
一番の瑕疵は、外壁から雨水が入り込むということです。
第三者の建築士に施工不良部分の写真を見せたら、何年持つかわからない家だと言われました。
同じ業者が施工した駐車場も大きな亀裂が入り、中の鉄筋の頭が突き出てきていたり、と酷いありさまです。
信頼に対する数々の裏切りで家族には精神的なものが考えられる健康被害のような症状まで出て、悩まされています。
住宅ローンを返しながらの生活では金銭的になかなか裁判にするのは難しいですが、業者はそれをわかっていてのことだと思います。
このまま泣き寝入りはしたくありません。
しかし、建築紛争を取り扱っている弁護士を探すのがとても難しいです。
私たちはメーカーの名前を信用して決めたのに、メーカーの名前がなければこんな業者には頼まなかったのに本当にこの大手メーカーには責任はないのでしょうか?
建築紛争を取り扱っている弁護士がいる事務所はどうやって探せばいいのでしょうか?
どうにもならなく悩んでいます。
どうか良き回答をお願いします。
対処法
消費者センターで建築紛争に詳しい弁護士を知らないか聞いてみてください。
あとは、建築紛争委員会などが弁護士会に設置されていたりしますので、その委員を教えてもらい、話を聞いてみてはどうでしょうか。
また東京でしたら、弁護士3会の
紛争解決センター
又は
仲裁センター
で建築紛争のあっせん、仲裁を受けるという方法があります。
