住まいは、リビングやダイニングなど目的が限定される空間のほか、目的を限定しない多目的な空間を考えることで、自分スタイルの住まい方を発見できたり、より快適で魅力ある住まいづくりが実現できることがあります。
こんにちは。 サカイデザインネットワークの酒井です。 情報や通信設備のデジタル化が進み、今やパソコンや携帯電話などの通信環境があれば、あらゆる事を調べたり入手したりできますが、やはり「本」による情報やそれを読む時間は貴重で、好きな小説や歴史書など・・手元においておきたいと思う方は意外と多いのではないでしょうか?
たとえば、家の中に自分専用のライブラリーがあったら、とても豊かな感じがしませんか?・・デジタル化の時代だからこそ、あえて本を手にとる環境があることは、趣味としてだけではなく、日常的にも意味があるのだと感じます。 その空間がなくても住まいとしては成立するが、その空間があるからこそ豊かに暮らすことができる、住まいの環境をつくることは大切です。 自分のライブラリーをつくり、そこで過ごす時間はとても魅力的で贅沢な時間になると思います。
もし専用の空間スペースがとれない場合は、たとえば、リビングの一角に計画したり、壁面の一部を本棚に造作するだけでもライブラリーの計画は実現できます。