ダイニングでのライティング(照明方法)は、暮らしのスタイルにより、いくつかのバリエーションを考える事が大切です。
こんにちは。 サカイデザインネットワークの酒井です。 お正月休みも明けて、今週からは本格的に今年の目標へ向かって走り出す方も多いのではないでしょうか。 改めまして、皆様にとって素敵な一年になりますようにお祈り致します。
ダイニングテーブルの上部には、ペンダントライトやスポット型のダウンライトなど、美味しい食事をより効果的に照らすライティング(照明方法)を計画しますが、その際とくに注意したい点は、その照明のランプの種類とペンダントライトの場合は、吊るす高さの設定がとても重要です。
従来は演色性の高いハロゲンランプや、比較的長寿命のクリプトン球など白熱灯での照明が主流でしたが、省エネ次世代ランプLEDの普及と、その照明技術の進歩により、最近ではLEDランプによる演色性も高まってきました。 ペンダントライトの場合は、テーブルの上から70cm?80cmを吊るす高さの目安にして、椅子に座り光源が直接目に入らないかどうかを確認すると良いと思います。(照明器具のデザインにより高さ位置が変わってきます)
よくペンダントライトの取付高さが高すぎるケースを見かけますが、照明効果や意匠性も損なうため適正な高さを設定することが大切です。 また、ダイニングテーブル上の照明のほか、周囲の壁面やダイニング空間全体の明るさを保つ照明など、その空間での暮らしのスタイルに合わせた複数のライティングを計画するとことが快適性をプラスします。
食事をする時、家族や友人が集う時など、視覚的にも精神的にもダイニングのライティングは、暮らしを心地よくするとても大切な役割を果たします。