必要な期間
メーカー選びから打ち合わせ、そして工事期間というように、家作りにはいくつかのステップがあります。そのステップに併せて、必要な期間を考えていきましょう。
情報収集(1ヶ月?3年) : インターネットで情報を調べたりハウジングセンターへ足を運んだり…、様々な材料をもとに一緒に家作りをする業者を選びます。魅力的なメーカーばかりでも実際に建築するのでは一軒ですから、しっかりとご自身にあったメーカー・担当者を選んでいきましょう!
見積り検討?契約(1ヶ月?3ヶ月) : 候補のメーカーから見積りを取り、そのメーカーと契約するかどうかを検討します。見積りを取るのは1社だけという方もいらっしゃる一方で、中には5?6社も見積りを取る方もいらっしゃいます。このあたりは好みですが、値段交渉のしやすさと、腰をすえて比較が出来る数というと2?3社が妥当だと思います。
契約?着工(2ヶ月?6ヶ月) : 建築業者が決まると、今度はその業者と間取り・内装・外構などの詳細を打ち合わせていきます。工事が始まると変更は難しくなりますので、ここはゆとりを持って行いたいところです。
着工?完成(3ヶ月?6ヶ月) : 選んだ工法によって工事期間は変わりますが、工業化の進んだ鉄骨住宅でおよそ3ヶ月、昔ながらの在来木造で半年くらいでしょうか。鉄骨にするか木造にするかが決まっていない方は、長めにみておきましょう。
以上を組み合わせると、情報収集から完成までは最短でも7ヶ月程度の期間が必要です。土地からお探しの方であれば更に土地を探す期間も必要です。何かの事情で計画が遅れても問題が無いように、少し早めに動かれることが成功の秘訣です。
動き出す時期を逆算する
完成のタイミングや着工のタイミングを基準に、動き出す時期を決めます。世帯ごとに事情は異なると思いますが、完成時期の目標にあがる例としては次のようなものがあります。
〇進学などの事情から年度、学期の変わり目
〇結婚・出産にあわせて
〇定年退職の月
〇補助金・税金・ローンの制度の変わり目
また、「着工時期をこのタイミングにしよう。」と話に挙がる例としては次のようなものがあります。
〇年回りが良い時期
〇子供の受験が終わってから
〇法要が終わってから
〇補助金・税金・ローンの制度の変わり目
補助金・税金・ローンに関しては適用のタイミングとして、『入居時期が問題とされるもの』と『着工時期が問題とされるもの』の両者がありますので、注意が必要です。
一度、家族みんなで家作りの時期を話し合ってみましょう!