・ソ・ソ・ソ・ソキッチン、ダイニング、リビングでの生活シーンを一つの空間に集約したオープンスタイルのリビング空間は、日本の住まいでは、戸建住宅でもマンション住居でも広々と住まう方法として高い人気があります。
こんにちは。 サカイデザインネットワークの酒井です。 今週末から夏休みを過ごされる方も多いのではないかと思いますが、普段の忙しさから解放されて、リフレッシュできる夏休みを過ごせるといいですね。
キッチン、ダイニング、リビング、本来はそれぞれのスペースにゆとりがあれば独立した空間でも成立するわけですが、オープンリビングスタイルのリビング空間は、限られたスペースでいかに広く、魅力的に暮らすことができるか、という発想のもと考えられた日本式リビングの代表的なスタイルともいえます。
しかし、このオープンリビングは、ただ広ければ良いというものではなく、一つの空間のなかで、「キッチンとダイニング」、「ダイニングとリビング」、「リビングとキッチン」・・などそれぞれの関係がきちんと成立する空間でなければ快適で暮らしやすいリビングスペースにはなりません。 ただゴチャゴチャした落ち着かない空間になる恐れがあるのです。
1.家具の配置がきちんとできる
2.素材やカラーの調和を図る
3.動線(=生活する際の人の動き方)にムダがない
4.見せる部分と隠す部分の収納機能がある
5.照明計画のバリエーションがある
私は以上の5つの点を基本にオープンリビングの計画をすべきだと考え「オープンリビングの法則」と呼んでいます。 住まいの計画をする時、ぜひ参考にしていただけると幸いです。