自営の方は新築する場合に店舗併用型住宅の形式で建てられる事が多いと思います。
店舗の種類により家相も変化します。単に店舗だということで、一括りで家相診断を行うと大きな間違いをします。
まずは業態で区別しなければなりません。飲食業、物品販売業、事務主体の店舗、医院診療所、等々業種業態に応じて間取りの家相診断が求められます。
又、一口に店舗併用型住宅と言っても種類は様々です。
住宅と店舗と一体となった家屋はまず店舗業務動線がそのスペースだけで完結しているか、住居スペースと錯綜しているのかで家相の診断形式が違ってきます。
住宅と店舗一体型の家屋の場合は、基本的に家屋総体として家相を捕らえます。重心(中心)も家屋全体の重心として算出して診断します。
店舗部分と住宅部分が動線的に錯綜した家屋(合体併用)の場合は前記の総体家相のみの診断でいいのですが、住宅部分と店舗部分の動線が独立(独立併用)した家屋の場合は各々の家相診断が必要となります。
合体併用型と独立併用型では、家相的に吉相家屋は独立併用型となります。
併用店舗を計画する場合は、まず独立併用で企画することです。
合体併用形式の場合は、当事務所の診断項目の中で、構造項目はFランクになります。
当事務所は家相を各項目で6ランクに診断分けしますがFランクは最下位の大凶です。
方位カテゴリーは単純に七赤・二黒が吉方位という訳ではありません。これは店舗を主宰する方の本命星方位が重要になります。
御主人でも奥様でもお子様であっても店舗主催者の本命星方位が重要です。一般客相手の店舗業態の場合は、土地相を特に重視する必要があります。
この場合店舗の土地相の吉相は住宅の土地相と拮抗する場合があります。店舗は吉でも住宅では凶ということです。
上記のような土地相が拮抗する場合は特に家相計画を重視して建設しないと店舗と住居が共倒れという事になってしまいます。注意が必要です。