正月休みも明け今週から皆さん本格的に仕事を開始されたことでしょう。
一年の中で正月が最も日本人が本来の日本人に回帰する時期でしょう。
この時期、老若男女問わず年頭の恒例として神社に初詣に出かけます。おみくじを引き吉凶に一喜一憂。テレビのニュースでもこの光景は毎年おなじみです。
この様に一年に一度の参拝の方もいれば、何かといえば神社に願掛けに詣でる熱心な方もおられます。
そういう方はもちろん家にも神棚を祭祀しています。
一般に神棚を祀っている家庭はそう多くはないと思います。神棚を祀る場合はサラリーマンや公務員等の収入の安定した家庭ではなく日々の運気に左右される職業の家庭に多くみられます。
例えば自宅で店舗を営んでいる家庭や事務所を兼用している家庭等です。
店舗や事務所の一画に神棚を祀り商売繁盛を祈願します。
一般の職業の家庭でも純粋に神道に傾倒している方は大型の神棚を祀り日々礼拝をかかしません。
その他、趣味で運気が重要な趣味、例えば宝くじの趣味を持つ方など、最近はナンバーズやロトが人気で小型の神棚を祀り礼拝する事が密かなブームになっています。
神棚は単なる願掛けの道具ではありませんので祀る場合は真摯な心がけが重要です。
神棚を祀るということは家屋の中に、聖域(棚板)を設けて、神社(お社)を建て、神様(御札)をお迎えし、お供え(神具)をして、俗界から聖域を守り(しめ縄)日々礼拝して、祓い清めて頂くと言うことです。
これを忘れては祀る意味がありません。逆に運気は逃げていくでしょう。
家相学においては神棚の祭祀の鉄則があります。これを誤っては祭祀する事が逆に凶相を呼ぶ事になり本末転倒です。
そこで・・家相学的祭祀の作法の詳細は次回。