年末の慌しい時期には住宅の新築、改築を検討する余裕もありません。
私のHPもこの時期はアクセス数が減ってきます。
そんな忙しい中をこのコラムに訪れていただいた貴方に耳よりな家相情報をお伝えします。
新築時に家相による吉相計画で施工した住宅はいいのですが中古住宅の場合は診断すると家相的には問題のある物件が少なくありません。
その場合は家相補強で対処する事になります。この補強法は鑑定士によっては根拠のない迷信の様な方法や神がかりの様ないかがわしい方法も見受けられます。
当事務所では建築学的に対処します。鬼門、裏鬼門が凶相の場合の補強法はその凶意がどの様に顕現していくかに対処しなければなりません。
用途変更リフォームがベストですが経済的にも簡易補強で対処する事が現実的です。
鬼門裏鬼門の場合外部からの凶意に対して建築学的に補強する、具体的には外敵の侵入を防ぐ事になり「二重ロック」「防犯クレセント(ダイヤル錠クレセント)」「監視カメラ」「強化ガラス」等々の対処が考えられます。
リフォーム業者に相談して多少費用が掛かっても用途変更リフォームよりは経済的ですのでこの要素を組み合わせて出来るだけの補強を施して下さい。
玄関が凶相の場合、その具体的な凶意は玄関ドアから外敵の侵入の他には靴の着脱の際の体の不安定時の事故、座って立ち上がる際の腰の異変等が考えられます。
それに対処する手摺を設置する事が凶意への備えです。手摺は上り框の付近に縦型で良いので下足入隅の壁に設置して下さい。直接的凶意に対処すればその方位の象意に則した相も上昇ベクトルが作用して行きます。
正中線、四隅線の補強法は気の淀み気の濁りを抑制し清める事で凶意を抑える事になります。
開口部であれば結露を防いでカビを発生させない。この線上にサンスベリアの設置、盛り塩の設置で対処する。樹脂サッシでペアガラスであればこの補強は最適です。
樹脂サッシはオール樹脂と、アルミが外部 樹脂が内部の複合サッシがあります。
オール樹脂で西側に用いる場合は耐候性が多少劣るのでメンテナンスに注意してください。