先日のインテリア講座で、帰りがけにある受講者さんとの会話で出た話題。
「片付けができるようになってきたら、シンプルになりすぎて、今度は部屋が寂しくなってしまった」
実は同じようなこと、何度か聞いたことがあります。私自身も、モノを多く持つことは好きではないので、もしかすると、がら?んとした部屋と思われるかもしれません。
実際に、時々遊びに来る実母が、「何にもなくて寂しい部屋だから」と、母好みのものを持って来てくれることがあります。
母からすると、殺風景に感じるのだと思います。
部屋の好みも人それぞれ。良い・悪いではありません。でも、不要なものを片付けることで、スッキリしすぎてしまったな、と思った時におススメの方法をいくつかご紹介。
?グリーンを取り入れる
手入れが苦手な方もいるでしょうから、その場合はフェイクでも良いと思います。最近はフェイクでも、とてもそうとは思わないものもたくさんります。
小ぶりなものをお揃いで2?3点置くだけでも、リズムが出ますよ。
?カラーを加える
色の多用はごちゃごちゃした印象を強めてしまいますが、うまくポイントに使うと、空間がイキイキします。
床の色、壁の色、家具の色、その他におそらくカーテンの色があるのではないでしょうか。
カーテンの色と同色か、またはカーテンの中から1色を選んで、小物を同じ色で揃えると、統一感も出せますよ。
色を加える場合、目安は全体の20パーセントになるくらいでしょうか。
やはりパレートの法則(2割8割の法則)は、あちこちで生きてきますね。
?照明を加える
夜の場合に限定されますが。
小さめのスタンドで良いのです。チェストの上でも、ソファの横でも、邪魔にならないところに置いて、点けてみてください。
きれいな陰影が出て、いつもの部屋もちょっと良い感じになりますよ。
具体的には、そのお部屋の状態によって変わりますが、気軽にできることだと思いますので、ぜひお試しを。
今日から3月です。
部屋の中にも春らしさを取り入れて、空間に躍動感が出ると、気持も明るくなりそうですね。