特に女性は食器を集めることが好きな方が多いですね。大事にしまい、もったなくて使えない、という方も少なくありません。
日本人はとても器用ですから、世界各国の料理を作ってしまいます。それに伴い、食器の種類も増えますね。
和食用の角皿、小鉢、茶碗蒸しのセットに丼。
洋食用にはミート皿にパスタ皿、そしてティーセットなど。
食器だけでなく、調理道具もそうですね。寿司桶、すり鉢、蒸し器、パスタマシーンに中華鍋などなど、まさに、和洋中の競演です。
さらに、日本人は家族用と来客用を区別する律義な国民性があります。年に数回しか使用しない、もしくは何年も使用していなくても、来客用に豪華な食器セットが揃っているお宅も少なくありません。
キッチンは家族の健康を支える場。使いやすく収納されていれば、主婦のストレスもぐっと減り、食生活が豊かになり、それが家族の健康にも繋がるのです。
?食器を収納する際も、まずは優先順位を考えましょう。
・お料理ごとに食器を変え、気分良く演出したいのか。
・洗い物が少なくなるように、使う枚数を減らしたいのか。
・来客は多いのか。
・コレクションした食器をきれいに見せたいのか。
そして、しまいやすく取り出しやすい位置によく使う食器を収めましょう。これは食器棚に限らず、収納の基本ですが、できてないケースが本当に多いのです。
?滅多に使わない食器が一番使いやすい位置にあり、毎日それをどけて、食器を出し入れしていると、日々のストレスは相当なものですね。
?そして、食器の重ね過ぎにも注意が必要です。スペースがもったい無いと思っても、出し入れしやすいように、ゆったりと収めましょう。
食器の収納に悩んだら、まずは一度全て食器棚から出してみます。面倒ですが、全ての食器を改めて目で見て確認すると、客観的な判断がしやすくなります。そして、不要なものを取り除き、必要なものだけを戻すのです。
不要なものと判断する基準は人それぞれ。新品でも不要と思うものもあれば、欠けてしまっていても、大事にとっておきたいものもあるでしょう。使う、使わないという分け方だけでなく、好き、嫌いといった感情も考慮して分類すると効果がある場合が多いですよ。
とにかくキッチンは家族の健康を支える大事な場所。家族の健康のためにも、ストレスなく料理をして、楽しく食事をしたいですね。