入口があれば
出口が、ある。
当たり前の話かもしれません。
では、住宅購入において「入口」と「出口」とはなんでしょうか?
いろいろと考えられますが
ひとつの考え方として「購入」が入口で「売却」が出口といえるでしょう。
とかく住宅を購入する際には、これからの「夢」や「希望」がふくらんでしまって
いざこの家を手放すことを前提にはなかなか考えられません。
しかし、少なくても住宅を売却する際に困ることにならないか。
つまり「出口」でつまづくようなことはないか。
検討をしてください。
以前も述べましたが、破産宣告者の数十%が住宅ローンが原因です。
その方々は住宅ローンから「脱出」することができなかった。
つまり「出口」にたどりつけなかったのです。
理由はいろいろだとは思いますが、いずれにしてもさまざまなケースを想定して「出口」の確認をしておく。
これを「出口戦略」と名付けています。
英語で「EXIT(イグジット)戦略」などとよぶこともあります。
幸せの結晶である住宅。
夢実現の結晶である住宅。
その幸せが、夢実現がとこしえに続くようにするためにも
出口戦略は欠かせないのです。
では具体的にどんな点を検討すべきでしょうか?
次回以降で述べていきたいと思います。