1500万円。
この数字、なんの数字かわかりますか?
これは、住宅ローン残高の全国平均額です。
住宅の平均価額が2200万円くらい、といわれていますので
残高としては少し高めかなあ、と感じたりしています。
住宅を買う際に、どれくらいのローン金額が妥当か悩む方も多いと思います。
自分の身の丈にあった住宅ローンの見つけ方。
いくつかありますが、一例をあげます。
直観型ローン金額測定法。
毎月いくらくらい返せますか?・・・・A円
何歳まで返せますか?・・・・B歳
身の丈ローン金額=A×12×(B―今の年齢)÷1.3
直観的に考える「毎月返していけそうな金額」と「払い続けていけそうな年齢」をベースに積算をして
その金額を現在価値に割り引いたものです。
たとえば。
現在40歳の方。
毎月返せそうな金額は、現在住んでいる賃貸マンションの家賃が10万円。
最終返済期限は、勤務先定年の65歳。
この場合、10万円×12×(65―40)÷1.3となり
身の丈金額は「約2300万円」となります。
尚、返済期間が10年程度の方は、最後の「1.3」は「1.1」に修正してください。
年収の何倍とか、年収の何%までとか、いろりろな尺度がありますが
今の直観を大切にして導き出された金額は、意外とリアルです。
この数値がすべてではありませんが、「身の丈」にあったローン額を知るひとつの道しるべにしてみてください。