いつかマイホームを！

そんな夢を持っている方がたくさん当社へ相談に来られる。

ほとんどの方が

住宅ローンを借りるための相談だ。

その相談の中で「自分の身丈に合った住宅購入を」と呼びかけるようにしている。

住宅ローンの審査の結果、希望した額に届かなかった場合などはとくに丁寧に説明するよう心がけている。

たとえば土地・建物で４０００万円の物件をフルローンで審査したが、銀行からは３０００万円なら融資するという回答になってしまった、などのケースだ。

「そもそもなぜ家を買おうと思ったんですか？」

そう質問すると、初心のころの気持ちがリマインドされる。

「子供が大きくなって賃貸マンションでは手狭になった」という理由から家探しがはじまり

やがて展示場などの素晴らしいモデルハウスをみて、さらに夢がふくらむ。

当初は「今までの家賃と同じくらいのローン返済で買える物件」だったはずが

いつのまにか「４０００万円のローンが組みたい」に話が変わっている。

もちろん４０００万円の家を買うこと自体を否定しているわけでは、ない。

ただ「なんのために家を買うのか？」ということを見失わないようにしてほしい、ということだ。

家を購入したい、という夢の相談もたくさん受けるが

一方で、住宅ローンが苦しい、という相談もたくさん受けている。

苦しんでいる方のほとんどが、かなりムリをして家を購入しているという事実があるのだ。

なんのために家を買うのか？

住宅購入のプロセスの中で、時折そう自分自身に問いかけることで冷静になれることができる。

住宅購入は一瞬。

住宅ローン返済は長い長い道のりである。

なんのために家を買うのか？

その目的を忘れずに住宅を購入してほしい。