美人(イケメン)は30年経っても飽きない?
昔から、「美人は3日で飽きる」と言われていますね。家で人間の顔に当たる部分は外観ですが、外観に関してもそれと同じ事が言えるでしょうか?
家族ごとに様々な事情はあると思いますが、家を建てるタイミングというのはどこのご家族も似通ったものがあります。自分が建てた後には会社の同僚も同じように建てたりすることが多いので、どうしても周りの方のお住まいも気になってしまいます。
そんな時に、自分の家が格好良ければ、どこか誇らしいのではないでしょうか?家は決して他人と比較するものではありませんが、家から出かけるとき、会社から帰ってくるとき、というように、外観を目にする度に幸せな気持ちになれるというのはとても良いことだと思います。
後からでは変えられない
気に入らなかったら後からリフォームすればよいという考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、一戸建てのリフォームの中で外観は最もしにくい部分です。
家の中であれば、構造以外の壁を外したり、壁紙を張り替えたり、照明を取り替えたり、というように様々なリフォームが可能ですが、家の外部である、外壁、窓、屋根というのは防水のためにとても重要な部分であって、簡単に外すということは出来ません。せいぜい、外壁の塗り替え、張替えくらいが家への負担を無しにできるリフォームの限度だと思います。
更に、外部のリフォームというのは施工面積が大きくなりがちで、足場等も必要なため、費用が高額になるケースがほとんどです。
後から大変な思いをしてリフォームするよりも、最初にこだわって気に入った外観を作る方が、賢い選択だといえます。
長く大切に住むためにも
最近は家の高耐久化が進み、多くのハウスメーカー・工務店が、「ウチの家は60年持ちます。」とアピールをしています。
大変喜ばしいことなのですが、裏を返せば60年間外観も大きく変えることはできないということです。
本当の意味で長い年月を満足して暮らすためには、ただ単に高耐久な部材を使うだけではなく、時代の流れの中でも見劣りしないような『高耐久な外観』を作ることが大切では無いでしょうか?